2021年

過敏性腸症候群について

朝、電車に乗るとお腹が痛くなる。テストや会議の前、大事な予定の前には必ずお腹を下してしまう。
お腹の調子が悪く痛みが続く、下痢や便秘が治らない、下痢と便秘をずっと繰り返しているなど、胃腸に病気や原因となる炎症がなくてもこのような症状に悩まされている人も少なくないのではないでしょうか。
これらは、IBS(過敏性腸症候群)と呼ばれる原因不明の病気かもしれません。

原因は?

過敏性腸症候群の原因は不明とされていますが、生活習慣や腸の過活動・知覚過敏などが原因として挙げられています。特に、身体的・精神的な「ストレス」が最大の原因ではないかと言われています。
ストレスを受けることによって自律神経が乱れると、腸の収縮運動が激しい過活動になり、痛みを感じやすくなる知覚過敏状態になります。


症状は?

主な症状は、腹痛や腹部の不快感、便秘や下痢などの便通異常です。排便の回数や便の状態から「便秘型」「下痢型」「混合型」「分類不能型」に分けられます。
ストレスによって下痢や便秘の症状が悪化する。型によって違うが、便秘型はストレスを感じると便秘が悪化し、下痢型の場合は緊張してお腹を下す。混合型は下痢や便秘を繰り返して、便の状態が変動します。


診断法は?

必ず医師の診断を受けましょう。自己判断は禁物です。悪性腫瘍(がん)や炎症性腸疾患などがないか検査する必要があります。症状や既往歴、家族歴に応じて検査を行います。検査に異常がなく、他の疾患の疑いがないのに症状が数か月以上にわたって続くのがIBS(過敏性腸症候群)の特徴です。


治療・予防法

まずは食生活の改善です。生活リズムを整え暴飲暴食を避ける。脂肪分の多い食事、刺激物やアルコールは控えましょう。また睡眠や休養も大事です。趣味や適度な運動などストレスを溜めないようにリフレッシュすることも有効です。IBS(過敏性腸症候群)を予防できたという研究はありませんが、これらを日常的に続けていくことで危険因子(原因)を減らし、予防につながるのではないでしょうか。
医師の診断によって薬や漢方薬が処方されることもあります。整腸剤や腸内環境を改善する薬、下痢止めや下剤など症状や体調に応じで処方されます。また、心理的な不安が強い場合は抗うつ薬や抗不安薬が処方される場合もあります。
薬を処方されたら、必ず医師や薬剤師に従い用法容量を守りましょう。勝手に止めてしまったり、他の人にあげたり貰ったりしないでください。


鍼灸マッサージとIBS

IBS(過敏性腸症候群)の患者に対し、鍼灸マッサージでどの様にアプローチできるのでしょうか。
・経穴(ツボ)の特性を活かし、胃腸を整える。
・鍼灸による瀉法
・自律神経を整える(転調作用)
・鍼灸マッサージによるストレス解消

胃腸の働きに対してのアプローチや、自律神経・精神面へのアプローチなど、IBSには鍼灸マッサージ治療がとても有効です。当院では患者様一人ひとりに合わせた施術を行っています。体質やその日の体調・症状によって治療内容が変わります。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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