お仕事のお話

「わがまま」と「感謝」のおはなし

こんにちは、なりひら治療院の鈴木です。
寒い日が続きますね☃️
そりゃ冬ですもの、寒くていいのです。
冷えると筋緊張が強くなり、肩こり・腰痛症状が強く出る可能性もあります。
暖かくしてきちんとお水を飲んでお過ごし下さい。
白湯がいいですね♨️

さて、昨年からワタクシ、倫理法人会なる個人事業主や経営者の集まりに週一で参加しています。
どういう集まりなのか一言で言うと、
「大人になってから学ぶ道徳のお勉強」です。
そして、「学んだことをしっかりと会社や家庭などの実生活で実践しよう」という会です。
時折こうして、学んだ内容をシェアしていこうかと思います。

先日の講話は、【『わがまま』を『感謝』に昇華する】というテーマでした。
奇しくも前日に講話の内容と似たようなことを考えていたばかりでした。
「人間って、非日常が当たり前になってしまうと途端に感謝できなくなる。
日常こそ有り難いことだと思わないといけないな」と。

講話では、まず「わがまま」と「感謝」とは何かというお話から。

わがまま・・・我の儘(まま)に成らねば承知せぬという心
感謝・・・有り難いと思う気持ち

そして、わがままな気持ちから苦難を招くことになると言います。
「自分の思い通りにしたい」「自分の思い通りにならないと面白くない」
という気持ちです。
自分ではわがままな振る舞いをしていないつもりでも、
表に出るか内に秘めているかの違いであって、
案外「思い通りにならなくて面白くない」という気持ちになる瞬間というものはあるものです。
面白くないから不平不満が募る。妬み嫉みが生まれる。
そんな気持ちで毎日生きていたら、そりゃあ人生面白くない。
「私は不幸だ」なんて思ってしまうでしょう。

1日の中で「部下/上司/同僚/夫/妻/恋人が思うように動いてくれない」
と思うことが結構あったりしませんか??
「どうして頼んだことをやってくれないんだ」
「なんで私の思った通りに進まないんだ」
と思いたくなる瞬間はしょっちゅうあります。
特に社交ダンスの世界なんてこんなことばかりです笑

そりゃあそんな気持ちになることもありますよ。
だって、いろんな人で成り立っている人間社会だもの。
自分1人じゃ仕事はできないし、家庭も恋愛も友情もダンスも相手がいないと成り立ちません。
他の人の仕事が進まないと自分の仕事も進まない時もあります。
自分の都合に相手が合わせてくれないと文句を言いたくもなります。
行動として表には出していないものの、この気持ちこそが「わがまま」だと言います。

講話を聞きながら思ったのです。
「相手がいることが当たり前だと思っていないか?」
「相手に動いてもらうことが当たり前だと思っていないか?」
と。

自分の置かれた環境が『当たり前』だと感じた瞬間からそれは日常になります。
人間、不思議なもので非日常には感謝・感動するくせに、日常(当たり前)には感謝できなくなります。
『当たり前』だと思い始めた瞬間からわがままは始まります。
自分の『当たり前』通りに物事を進めたくなるからです。

想像してみて下さい。
国内でも海外でも構いません、旅行に行った時のことを。
「こんな非日常な場所に来れるなんて感動!ありがたいなぁ」と思ったことありませんか?

振り返ってみて下さい。
新卒でも中途でも構いません、新しい職場に配属された時のことを。
「働くことができて有り難い!心機一転、頑張ろう」と思ったことはありませんか?

思い出してみて下さい。
初婚でも再婚でも構いません、パートナーと共に生きていくことを決めた時のことを。
「一緒に生きていくことができて、こんなに幸せな事はない」と感じてはいませんでしたか?

『非日常』とは時間の流れの「ある一点」であり「瞬間」で、
『日常』は「非日常の時間が恒常化した、時間の流れそのもの」なのかもしれません。

ですが、日常がなければ非日常はないし非日常がなければ日常もありません。
日常=当たり前、非日常=有り難い 
と置き換えるならば、当たり前がなければ有り難いと思う事もないし、
当たり前の事こそが尊く有り難い事なのです。

だってそもそも、「相手がいる」「仕事がある」ってだけで当たり前じゃないんですもの。
極楽とんぼの加藤浩次が、あの時めちゃイケで山本に叫んでいた事は真理だったのです。
数多あるご縁の中で結ばれたお相手やお仕事です。当然の事じゃないんです。
だからこそ『日常こそが有り難く尊いもの』で感謝しなければならないのだと講話を聞いて感じました。

講師の方は「±ゼロのポジションを意識すること」と仰います。
プラスとは”在ることが有り難いと思えば全てはプラス(幸福)”であり、
マイナスとは”在ることが当たり前、当然だと思えば不足ばかりが目に付く(不幸)”
不足を補おうとする欲求は成長に不可欠ですが、不足ばかりに囚われてはいけません。
不足を意識し、充足させようと行動しつつも、すでに満たされていた”当たり前”を”有り難い”と認識することが±ゼロのポジションということなのかなと受け取りました。

とまぁ、こんな感じのお話を経営や家庭など日常生活で実践していこうというのが倫理法人会で勉強していることです。
今後も面白いなと思ったお話はシェアしていこうと思いますので、
よかったら読んでやって下さい( ・∇・)

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