90年以上の伝統を持ち、今では限られた治療師にのみ伝承されている手技「長生術」
脊椎矯正・精神療法・プラーナ療法による三位一体の治療法
脊椎矯正
長生術は全身の筋緊張を緩め、全身のバランスを整え、脊椎の歪みや捻れを矯正する事で本来あるべきホメオスタシス(恒常性)を回復・向上させる事を目的とします。
矯正というと骨をパキパキ鳴らす痛くて怖いものというイメージがあるかもしれませんが、必ずしも鳴らすことが必要ではなく、全身の筋緊張を緩めていくだけでも脊椎の配列は整えられていくのです。
精神療法
人間は、精神(心)と肉体の共存によって生きています。たとえば、精神的な悩みがあると、その反応として食欲不振や不眠などの症状、また肉体的疾患に見舞われると、不安や心配で気分もすぐれず、身体の調子が悪化するように感じられます。このように肉体の病気と精神の悩みは表裏一体であり、両面からの治療が必要となります。
精神療法では、患者の気持ちをよく理解し、親身に相談に乗りながら解決への手助けをさせて頂く。そのためには、患者から信頼される人格を身につける事が、肝要になります。
プラーナ療法
宇宙万有に活力を与える原質であり、生命の源をなすものをプラーナと言います。東洋医学では精気または霊気とも呼ばれており、人間はもちろん全ての動植物は、生きている限り、常にプラーナを呼吸や食物を通じて摂取したり蓄えたりしながら生存しているわけです。
概念的でスピリチュアルなものだと思われますが、簡単に言うと「人が人を想う気持ちや痛みや辛さに寄り添い、少しでも良くなって欲しい」という心を診断と治療に組み合わせることで、最大の治療効果を得ています。