鍼灸(しんきゅう)とは、鍼(はり)や灸(きゅう)を使い、経穴(ツボ)や皮膚、筋肉、神経、骨、関節、血管、リンパなどへ刺激を加え、身体の自然治癒力を高める日本の伝統医療です。中国から日本に伝わった東洋医学である鍼灸は、日本独自の発展を遂げました。
国家資格である「はり師」「きゅう師」免許か医師免許がないと施術できない治療法です。

鍼(はり)

鍼と聞くと注射針のように太くて鋭くて痛いイメージがあるかもしれませんが、実際は直径0.2mmくらいで髪の毛とあまり変わらない太さです。素材もステンレスでたわんだり、すぐに曲がってしまうくらい軟らかくできています。ですので、刺されたのが分からないくらいの刺激になります。中国では太い鍼が使われることが多いですが、日本では細く軟らかい鍼が使われています。痛みに敏感な顔に刺しても痛みを感じないくらい細い鍼もあります。


灸(きゅう)

昔から、きつく懲らしめ、戒めることを意味する表現として「お灸をすえる」という言葉が使われています。やはり、熱い・やけどするというイメージがあると思います。ところが、やけどするくらい熱くしなくても効果があります。ですので、米粒の半分くらいの大きさの艾(もぐさ)を使ったり、艾と皮膚の間に薬効が期待できる生姜や大蒜を挟む隔物灸や、直接皮膚の上で燃やさず輻射熱を利用するお灸などが主流です。


鍼灸の適応疾患

神経系疾患神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分泌系疾患バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖・泌尿器系疾患膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患
耳鼻咽喉科系疾患中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科疾患
小児科疾患小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

上記疾患のうち、神経痛・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腰痛は鍼灸の保険適用が認められています。


なりひら治療院の鍼灸治療

当院では、「痛くない」「熱くない」治療を心がけております。
鍼は使い捨てのものを使用しています。痛みに敏感な方には、刺さない鍼もございますのでお気軽のご相談ください。お灸はやけどしにくい、輻射熱を利用したお灸を使っています。

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