ざつだん

第100回日本長生医学会記念大会のおはなし

どうもこんにちは
踊れるあん摩マッサージ指圧師の鈴木ですニヤリ

自分で名乗るのは恥ずかしいですが、なんとなくそんな気分なので名乗ってみました照れ

さてさて、あいも変わらず落ち着かないコロナ禍

ガーン

「落ち着いたら会おうね〜」なんて言ってたらもう3年も経ってしまいます。

感染対策を否定する気はさらさらありませんし、マスクも消毒もワクチンもすべきだと思いますが、このままでは我々のやりたい事は制限され続けてしまいそうです。

長生学園の卒業生で構成される「日本長生医学会」も3年ほど活動自粛、規模縮小を余儀なくされておりました。

我々のように卒後間もない人間にとっては、諸先輩方に教えて頂けると機会というのは大変貴重で有り難いものです。

コロナ禍でそのような機会も減ってしまっておりましたが、

いつまでもそんな事言ってたら何もできない!

と会長が奮起し、第100回という記念すべき会が、長生では珍しくお金をかけて笑、川崎日航ホテルで催されました爆笑爆笑

会場の中は憚られるので写真撮るのはやめておきました😅

今回は9人の先生方の研究発表がありました。

私も1人の先生の実技発表のモデルをさせて頂きました照れ

本当ならもっと治療してもらいたかった…笑

この世界、実際に施術を受けることほど身になるものはないと思っておりますので、少しではありますが先輩に触れていただく事はとても参考になります。

全ての発表が刺激になり、今後応用していきたいと思えたのですが、個人的には

他の先生方の検査の仕方(何を見ているか)

→視診(左右の差、脊柱のアライメント、その他炎症の有無など)、運動時痛の有無、発症時から現在までの経過、既往歴の聴取など。

これはある程度自分と同じことをやってらっしゃいましたが、他の先生の話を聞くことで違う視点も得られますねニコニコ

股関節の操作法(目的:腰痛改善)

下部頚椎の補助矯正(目的:下頸神経節を整える事は首から下の炎症を抑える、寝違いの治療、心肺機能や目の疲れを整える)

肩甲挙筋伸張法(目的:肩こり、胸部疾患)

膝窩手根揉捏操作(母指よりも手根の方が面が広いため患者の痛みが少ない)

前距腓靱帯停止部手根揉捏操作(足関節内返し捻挫)

踵骨の際を拳で揉捏(足底腱膜を柔らかくする)

頭部の左右差の調整(呼吸・睡眠が深くなる)
→これはオステオパシーでもよく見られる手技かと🤔
長生が元々オステオパスから由来している事もわかります。

蝶形骨の軟骨結合を動かす意識でゆっくり後頭骨と軸椎の間を広げるように動かすのだそうです。
どうやら、自律神経の中枢である視床下部が自然治癒力の中枢でもあるようだとの見解だそうです。

第2、第7頚椎と第1胸椎、第4〜第5腰椎の関係性
→私も基本的に施術は脚から行いますが、人間の土台となるべき腰椎と仙骨部が整わないと首肩や頭の位置関係も整わない。
第4〜5腰椎の位置不良が第7頚椎〜第1胸椎の位置に影響して、さらに第1〜第2頚椎の位置にも影響してくるので、まずは土台となるべき部分を整えると仰っていた先生もおりました。

やっぱり50年もやってるとスゴい技術だと驚嘆しましたびっくりびっくり

腰椎椎間板ヘルニアについて
→どうやらL5〜S1間のヘルニアの場合、仙骨周辺の軟部組織が硬くなるそうです。分離症の場合はそうではない。また、側腹部の叩打痛や緊張も所見としてあるそうです。

施術としては

・深部筋である固有背筋を狙いながら、腰椎横突起の裏からえぐるように、腰椎の可動域をつける意識で揉捏。

・伏臥位で鼠蹊部の緊張を四指で緩める。

・大腿筋膜張筋と大腿二頭筋短頭の境目を緩める
(大腿筋膜張筋の正中を狙うと筋力のない人は股関節の亜脱臼に繋がる)

・腰椎椎間が広がるように手根で広げたり、8の字で伸ばす。

と、臨床で活用できそうな研究発表を頂きました。

おやつタイム

ほんとは夜の懇親会も出たかったですが、貧乏人は我慢してお家に帰り、スーパーで買った割引お惣菜をツマミにレモンサワーと発泡酒で気分良く酔っぱらい、床で寝落ちするというなんともダラシない夜を過ごすのでしたニヤリニヤリ

長々と備忘録を書きました🗒📗

私が発表する機会はおそらく訪れないでしょうが、こういったインプットの機会を無駄にせず、患者さんに還元できるようにしていきたいと思います照れ

それではみなさんご機嫌よう(・∀・)

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