NETFLIX観てますか!?
久しぶりに業務とまったく関係ないブログを書きます笑
いや、少しは関係あるかも…
NETFLIXで現在シーズン2が放送されている
“賢い医師生活”
という韓国ドラマをご存じでしょうか?
昔ジャンプで「賢い犬 リリエンタール」って連載してましたね。(関係ない)
※ちょっとネタバレもあるので、気になる方はご容赦下さい。
大学時代の医学部5人の同期が、凡そ20年後に同じ病院で働くことになり、
すごいドラマティックでもないし、刺激的でもないし、波乱万丈でもない
本当に医師としての普通の日常を描いているドラマです。
それぞれが優秀な医師であり、5人とも准教授職に就いています。
忙しい毎日ながら大学時代と同じように5人はいつも一緒にいます。
ほとんど毎日一緒にランチしたり、晩御飯を食べたり、お茶したり。
空き時間には誰かが誰かの執務室に遊びに行って、勝手に人のお菓子食べてたり、
昼寝してたりと勝手知ったる気の置けない仲間だからこその距離感と絡み方。
「社会人になってからこういうのないなぁ…」と羨ましくもなります笑
あぁ、練習場や部室に行けばいつも誰かがいた競技ダンス部時代が懐かしい…
そして何がいいって、大学時代にやっていたバンド活動をまたやろうと
週に1度はスタジオ練をして、
番組の最後に韓国の往年の名POPSをカバーして演奏するのです。
これがまたいいんよ。
ハングルわかんないけど、ええ曲多いんよ。
K-POPってアイドルのイメージ強かったけど見方変わってきた。
主な登場人物
肝胆膵外科のイ・イクジュン(演 チョ・ジョンソク)
外来も手術も学会も後輩指導も子育てもなんでもそつなくこなす万能型。
肝臓移植術のエキスパートで自他ともに認める天才。
5人組の中心的存在で、特にソンファとは仲が良く、お互いがお互いの良き理解者。
イクジュンはソンファに対して、
一つ壁を越えて恋仲になってもいい・なりたいと思っているのだけども、、、
んんんんんん。あぁぁぁぁぁぁぁ。
とてもいい距離感の二人なんですけどね。あぁ、もどかしい。
親友から恋人へのステージアップをしたいと思うのは万国共通・時代不変で
男性からなのかもしれない。
病院内で知らない情報はないくらいの情報通で、愛嬌もある”人たらし”。
バンドではボーカル&ギター担当。甘いボーカル。
ここで、劇中歌を一曲どうぞ。
アロハ
https://youtu.be/u8oXxLAurCA
脳神経外科のチェ・ソンファ(演 チョン・ミド)
ぶっちゃけ、チョン・ミドさん観たくてドラマ観てるのは否定しません笑
めちゃめちゃ仕事できるので、病院内での二つ名は「鬼神」
どんなあだ名やねん笑
脳神経外科のエース。小柄な身体に見合わないほどのバイタリティ。
と同時にジュンワンと並んで、5人組の中の食いしん坊。
あまりの食べる速さと量に、イクジュンには「食べる前に呪文を言え」と言われ、
『私は人間です、ゆっくり食べます』的なフレーズを食事前に言わされる始末。
休日は趣味の1人キャンプ。これもいい。
先述の通り、イクジュンとは親友であり、はたから見たら恋人同士みたいな距離感。
でも付き合ってるわけじゃないのがもどかしい。
きっとお互いに”恋人”になってしまったら距離感が変わるのが恐いんだろうな。
「”親友”のままが一番いい」みたいな。
親友のまま恋人になったらいいじゃないと野暮な外野は思ってしまうのです笑
バンド内ではベース担当。
チョン・ミドさん本人はめっちゃ歌うまくて、ミュージカルとかも出てますが、
作中では音痴設定笑
完璧超人だと思われてるソンファにもそんな一面があるのが愛らしい。
ここで、本気で歌ってるチョン・ミドさんをどうぞ。
I knew I love
https://youtu.be/rOCymN-Rwiw
胸部外科のキム・ジュンワン(演 チョン・ギョンホ)
心疾患系のエキスパート、ジュンワン。
仕事中は冷静で、時に冷酷にも思われるけど、本当は患者想いのめちゃめちゃ優しいヤツ。
ただ素直になれなくて後輩とかにそっけない態度をとっちゃう所がかわいい。
好きな人にはデレデレだし、めちゃめちゃ世話焼きになっちゃうただのツンデレ。
5人組の中で一番の三枚目。(だと思ってる)
『医者だって人間だ。患者が亡くなれば泣くときだってある。
でも患者の前で泣いてはならない。やるべき事をやるんだ』
と後輩を諭すジュンワンのセリフに目頭が熱くなりました。
机の中にお菓子を常備しているも、頻繁にイクジュンに内緒で食べられており、
シーズン2の8話でジュンワンが目の前にいるのに
勝手に引き出しを開けてお菓子を食べだすイクジュンと取っ組み合いを始めるシーンが
めっちゃ可愛い。
別れた恋人を忘れらずにいる所もすごくシンパシー。
今後、ジュンワンの恋がどうなるのかも気になる。
バンドではギター担当。
チョン・ギョンホさん自身はこのドラマでギターに取り組み事になったらしく、
難曲の時はめちゃめちゃ緊張しているそうです笑
ジュンワンがメインボーカルの曲がないのですが、
イクジュンとのツインボーカル曲をどうぞ。
忘れましょう
https://youtu.be/V1gFInEPENY
小児外科のアン・ジョンウォン(演 ユ・ヨンソク)
小児外科のアン・ジョンウォン。
舞台であるユルジェ病院会長の息子。
敬虔なクリスチャンだが、あまりにも優しいので、ついたあだ名は「仏様」
母親想い・患者想い・恋人想いのめっちゃ優しいヤツ。
患者の家族へのフォローも抜群。
仕事をフォローしてくれるナースなどへのフォローも抜群。
ってか、この5人組みんなめちゃめちゃ仕事できる。
本人の能力は言わずもがな、一緒に仕事をするメンバーへの接し方が素晴らしい。
5人組に対しては怒ったりもする所が、やはり気兼ねない付き合いの仲間なんだなと
感じます。
シーズン2ではジョンウォンのお母さんが水頭症を患います。
水頭症は脳脊髄液が脳内に溜まってしまう病気ですが、認知症症状が出ることもあります。
お母さんはジョンウォンが勤務するユルジェ病院に入院し、ソンファの治療を受け、
無事に完治するのですが、
入院中にジョンウォンが母親に送った
「母さんが認知症になって、僕たちを忘れてしまっても、
僕たちは母さんに『あなたは僕たちの母さんだよ』と毎日言い続けるよ。
母さんは毎日が素晴らしい日になるように生きてほしい」
という言葉が印象的でした。
もし母さんが生きていたなら同じような言葉をかけてあげられるような人間に
なれているだろうか、、、
私自身に問いかけられたような気がしました。
バンド内の担当はドラム。
ここでジョンウォンがメインボーカルの一曲をどうぞ。
TO YOU
https://youtu.be/XzldCwIZ4dk
産婦人科のヤン・ソッキョン(演 キム・デミョン)
産婦人科医のヤン・ソッキョン。
あだ名はクマさん。(5人組しか呼んでませんが笑)
昔みたいにまたバンドがやりたいと言い始めたのはソッキョンです。
普段はあまり話をせず、寡黙でお世辞にも人づきあいがいいとも言えません。
ただ、ポンッと出る突飛な一言が仲間たちを動かすことがあるヤツ。
確かにそういうヤツって仲間内に1人はいますよね。
普段あんま喋らんのに、そいつの一言でグループが動いちゃうみたいなヤツ。
産婦人科医としても優秀で、母体・胎児・そしてその家族を守ろうとします。
表には出さないけど、しっかりと患者さんやその家族の人間性や関係性など観察しています。
ソッキョンが患者さんに送った
「時に悪いことはいい人のもとに訪れる」
という言葉。
「あなたが悪いわけじゃない。罪の意識と責任を背負い込まないで」
と、患者さんの心もリリースするとてもいい言葉だと思いました。
バンド内ではキーボード担当。
キーボードを演奏している映像ではないですが、ソッキョンが愉快なので
こちらの動画をどうぞ。
アロハ(学生時代ver)
https://youtu.be/cEH0qO2OY_g
一応、医療従事者として
人物紹介してるだけなのに、こんなに使ってしまった…
この業界に身を置いてまだ3年目ですが、これでも医療従事者の端くれだと自覚してます。
患者さんへの接遇や医療倫理観などなど、
技術や知識以外の「心」の部分、人間力の土台となる部分も
まだまだ足りないと日々感じる毎日であり、お一人お一人の患者さんに
学ばせて頂いています。
こんなに優しい言葉をかけられるだろうか
こんなに患者さんを観察できているだろうか
手技はもちろんだけど、
専門用語を患者さんにわかりやすく、不安なく、治療に前向きになれるように伝える技術も
磨かなければならない。
特に、我々あん摩マッサージ指圧師は、触診した感触を伝わりやすく言語化することが
必要だし、原因を推察して、対策を検討しなければならない。
今まで勉強でも剣道やダンスといった部活動でも仕事でも、
常に「相手に伝わるように伝える」ことを念頭に置いてやってきたつもりでしたが、
もっともっと突き詰めていかなきゃいけないと思います。
インプット⇒アウトプット⇒評価⇒反省と対策⇒インプット⇒アウトプット、、、、
の繰り返しを続けていくしかないですね。
「仕事だから・・・」というペルソナを抜きにして、
「素」の部分でこういう一面も磨いていきたいものです。
家族・恋・友情・仕事・自分自身、、、
いろんなものに囲まれてるのが『日常』
日常を構成するステークホルダーの代表的なものが、
家族・友人・恋人・仕事、そして自分自身だと思います。
家族といっても父、母、兄弟姉妹、祖父母など、人によって構成はさまざまです。
病気やけがをしている家族だっているかもしれない。
恋人がいる人もいれば、いない人もいるし、恋仲になれそうな人や温度差のある人、
恋にもいろいろなステージがあります。
友だちが多い人・少ない人、仲良くやれている人・喧嘩してる人。
仕事が順調な人、苦戦している人。
自分自身とうまく折り合いがついている人、
「これでいいのか」と迷ったり悩んだりしている人。
数え出したらキリがないけど、そうやっていろんな状況のいろんな他人や自分自身と関わるのが日常です。
改めて考えると日常ってめっちゃ複雑なんですね。
そんな風に「いろんな状況にいる、いろんな他人や自分自身と関わる日常」自体が
とてもドラマティックなのかもしれないと思うドラマです。
仲間がそばにいるっていいよね
やっぱり一番はこれにつきます。
なんでも分かち合える仲間がそばにいること。
家族が病気になったり怪我したりした時って、めちゃめちゃ心細くなるし、
「この先どうしよう」という不安ばかりがこみ上げてきます。
センシティブな話だし、
余計な心配をかけてしまうからあまり大ごとにはできないし、したくない。
1人で抱えてると余計に心細くなってきます。
そんな時に自分の気持ちを吐き出すことのできる人がそばにいることって
すごく大事で、とてもありがたいことなのだなと思います。
大学時代は何度か部活を辞めたくなった時もあります。
実際に辞めたいと同期みんなに相談したこともありました。
あの時、みんなに打ち明けてよかったと思っているし、受け止めてくれて、
引きとどめてくれたから最後までダンスを続けることができました。
本当に感謝しています。
組織に属さなくなると身軽になる一方で、そういった連帯感の恩恵に与ることが
ほぼなくなります。
コロナ禍も相まって、なおさら「仲間との連帯感」の重要性と必要性を
感じているのかもしれません。
人間関係は厄介であると同時に、救いでもあります。
人はどうしてもイヤな部分に目が行きますが、
実は人に救われている事の方が多いのではないでしょうか。
「大事な人たちを大事にできているかどうか」
もう一度、初心にかえって人づきあいの仕方を見直していきたいと思いました。
あまりキレイなまとめ方にはなりませんでしたが、ここまでの長文にお付き合い下さり
ありがとうございました。
最後はとても素敵な、賢い医師生活の主演5人組による1曲で締めたいと思います。
ミドとパラソル
君にとって僕は、僕にとって君は
ttps://youtu.be/d5nwF0wilAQ
チョン・ミドかわいいわ~
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